1: News茶畑がお送りします 2020/03/28(土) 17:02:00.93
3月18日に発売されたAKB48の最新シングル「失恋、ありがとう」が、初週に116万7千枚を売り上げ、
オリコン週間ランキングで1位を獲得した。これでミリオンセラーを記録したシングルは38作連続で通算39作目。
1位となったシングルは通算44作で、44作連続の記録を更新した。

選抜総選挙でV3を達成した指原莉乃の卒業や地上波冠番組の終了、そしてNGT48メンバーへの暴行問題、総選挙実施の中止など、昨年はAKBグループにとって逆風が吹き荒れた。それでも、今なお売れ続けている。

結成から15年となる現在までの人気持続の秘密はどのようなところにあるのだろうか。
アイドル評論家の中森明夫さんにひもといてもらった。

「一般世間的には、最近よく活躍しているのは乃木坂46や欅坂46、日向坂46といった“坂道シリーズ”のグループです。
ファンでなくても誰もが知っているメンバーが減った、今のAKBはどうなんだろうというところはあるかもしれません。
しかし、そんな中でもミリオンが出せるということは、いかにAKBの『基礎票』のようなものが固いかということが分かります」

AKBグループのシングルCDには、いわゆる「握手券」が付属し、ファンはそれを求めて複数枚数購入することもよく知られている。

「『会いに行けるアイドル』をコンセプトにして、巨大握手会も実施するようになり、それは『AKB商法』と呼ばれたりもしました。
AKBを支えているのはテレビなどに出ることではなく、専用の劇場公演と握手会だとファンは異口同音に言います。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、その握手会も予定されていたものが次々と延期になっています。
一方で、延期によって、会えることがこれまで普通になっていたぶん、逆に次に会えるときへの期待も高まっているというファンの声も多いんです。
これまでの数々の騒動もそうですが、やはり逆境に強いグループなのだと感じました」

さらに、AKB48のシングルにはこんな大きな特徴があることもミリオンの秘密だと、中森さんは指摘する。

「シングルにおける『AKB48』というものは、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、そしてSTU48という、
いわゆる『支店』と呼ばれるグループを含めたすべての48グループからの選抜メンバーで構成されるものということが重要です。

AKBのシングルの握手会は、すべてのグループのファンに適用されるもの。シングルにおける『AKB48』とは、秋葉原を拠点に活動する1グループではなく、全体を統合したものを指すわけなんです」

どこまでこの人気は続くのだろうか。

「AKBグループは、最新グループのSTU48に至るまで、実は今までどのグループも解散していなく、拡大路線を続けているグループなんです。
それも、AKBがミリオンを出し続けているからできることでもあります。どこまで拡大が続くのかという部分にも注目していきたいですね」

アイドルブームも一段落したと言われ、かつてのような知名度を誇る現役メンバーもいない。
それでも、AKBのミリオン記録はまだまだしばらくの間は続きそうな気配だ。

※週刊朝日オンライン限定記事
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200328-00000011-sasahi-ent
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